
枕カバーが何かクサイような…って思うことありますよね。
そんな枕カバーのニオイも、自宅で出来るニオイをなくす方法があります。
今回は、付いてしまったニオイを落とす方法と体臭の原因についてお話します。
枕カバーの臭い取りのコツ
あれ、枕カバーがニオうような気がする…
ベッドに横になったとき、枕のニオイが気になることってありませんか?
枕カバーがニオうからといって、そのつど買い替えるわけにもいきませんしね。
でも、安心してください。
ニオイをなくす方法はありますよ。
枕カバーについてしまったニオイをなくす方法
ついてしまったニオイをなくす方法は、体から繊維に移ったニオイのもとである汚れを落として、雑菌をしっかり除去することです。
では、洗面器とお湯、粉洗剤を用意しましょう。
給湯できる台所や洗面所で作業をしましょうね。
まず、洗面器に50度前後のお湯を張って、洗剤を溶かします。
そこに、ニオう枕カバーを漬けて染みこませましょう。
手荒れを防ぐために棒などを使ってかき回します。
そうすると、あっという間に汚れがしみ出してきて、お湯はにごってきます。
皮脂汚れが分解されているんですね。
ひどい汚れの場合は、食器用の中性洗剤を事前に塗れば、より効果的です。
湯と粉洗剤を使うことで除菌効果も得られるんですよ。
ただ、注意しておきたいのが、熱や洗剤で傷んだり、色落ちしたりすることもあるから、事前に洗濯表示を確認しておくことです。
問題がなければ、湯温が高いほど効果があります。
10~20分ほど漬けたら、きれいな水で十分にすすいでくださいね。
汚れや雑菌を残さないためにも、きれいな水で十分にすすぐのは大切な作業。
最後に、きちんと干して完了になります。
お疲れ様でした。
天日なら半日程度で十分ですよ。
それ以上になると紫外線で繊維が傷むことがありますので、避けましょう。
消臭スプレーの方が楽じゃない?
消臭スプレーでも一時的にニオイは取れます。
ですが、まずは汚れを落とすことが大切。
消臭スプレーを使いすぎると、繊維が黄ばむ原因にもなりかねません。
消臭スプレーに比べたら手間はかかりますが、日頃からこまめに洗濯することが大切なんですね。
体臭の原因は、汗・皮脂・皮膚上の常在細菌
体臭の原因って何なの?って思いませんか。
汗、皮脂、皮膚上の常在細菌の3つが体臭の原因です。
汗、皮脂、皮膚上の常在細菌、いずれもそれ自体は無臭。
ですが、細菌が汗や皮脂を食べるとニオイ成分が発生します。
また、空気中の酸素で皮脂が酸化してもニオイが出ます。
ちなみに、体臭って体の部位ごとに異なるんですよ。
頭からのニオイとわきの下からのニオイって違いますよね。
例えるなら、頭からは油のようなニオイとでもいうのでしょうか、わきの下からはお酢やスパイスのようなニオイといった感じでしょうか。
いずれにしても、体の部位によってニオイは異なります。
ニオイが異なる理由は、汗は汗腺の違いによって2種類、皮脂も皮脂腺と角質由来の2種類があって、その組み合わせでニオイが違ってくるからなのです。
年代によってもニオイは変化
ニオイは年代で変化しますよ。
わきの下の汗くさいニオイが中心なのは、10代半ば~30代半ばです。
後頭部などから発する「ミドル脂臭」が最も強いのが、30代半ば~50代半ばの男性。
この「ミドル脂臭」は女性が感じやすいニオイとされます。
胸や背中などからの「加齢臭」が目立つようになるのが、50代後半から。
30代半ば~50代半ばのミドル世代は、ミドル脂臭に加えてわき臭や加齢臭なども混在します。
なので、ニオイを抑えることに気を使わないと、体臭が目立ちやすくなりがちに。
男女関係なく体臭はありますが、女性の方が身の回りに気を使いますから、どうしても男性の体臭が目立ちやすくなるのですね。
おわりに
いかがでしたか?
今回は、「枕カバーの臭い取りのコツと体臭の原因」についてお話しました。
枕カバーもクサイと思ったら日頃からこまめに洗濯してみるといいですね。
また、体臭は体の部位によって異なりますし、年代で変化します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。