髪が脂っぽくなっていると、見た目や匂いが気になりますよね。
食事の面からも意識してみてはどうですか。
今回は脂っぽい頭皮を食事からも正したい!っていうお話や、「海藻は髪によい」ってホントなの?についてお話します。
まずは毎日口に入れるものを意識的に変えてみる!
どうして私の頭皮は脂っぽいの?
ふと、そう思うことってありませんか。
実は、ストレスが関係しています。
現代は何かとストレスを抱えやすい環境ですよね。
体が緊張状態を作っていると、体内では男性ホルモンが活発に作り出されます。
男性ホルモンは、ストレスに打ち勝つための最大の武器。
でも、その反面、顔面や頭皮の皮脂腺を活発に働かせます。
結果として、頭皮は脂っぽくなるのです。
また、頭皮が脂っぽくなるのは、髪の毛が生えている毛穴に皮脂とフケがたまり、ふさがれた状態になっています。
そうすると、髪の毛は細くなりますし、コシがなくなります。
最悪のケースでは、抜け毛につながってしまうのです。
脂っぽい頭皮って、見た目や匂いも気になりますからどうにかしたいですよね。
ストレスをためないことが大切ですが、と言っても、忙しい毎日を送る中で、ストレスをためない生活なんて、簡単にできることではないです。
なので、まずは毎日口に入れるものを意識的に変えるようにしてみましょう。
髪や頭皮環境に大事な栄養素
髪や頭皮環境に大事な栄養素は、
- たんぱく質
- ビタミンB2・B6
- ビオチン
- 亜鉛
- 鉄
- オメガ3脂肪酸
- カルシウム
です。
とりわけ、忙しくて脂漏性(しろうせい)の方は、新陳代謝を助ける「ビタミンB2・B6」、貧血など血液の酸素不足を助ける「鉄」、血流を改善させ髪の根の部分に直接栄養を与える作用もある「オメガ3脂肪酸」の摂取をおすすめします。
これらの栄養素を豊富に含む食べ物をいくつかご紹介しますと、
- 卵
- クルミやアーモンド
- 色の濃い緑黄色野菜
- 鶏肉
- 牡蠣
- 大豆
- 牛乳、ヨーグルト
です。
頭皮が正常化すれば、自然に美髪に近づきますよ。
「海藻は髪によい」ってホント?
わかめや昆布といった海藻類を食べていれば、「髪が黒くなる」とか「毛が生えてくる」など聞いたことないですか。
本当なの?って思いますよね。
残念ながら直接の効果があるというものではありません。
海藻類はミネラルが豊富です。
なので、髪によい食品であることは間違いありません。
ですが、いくら髪によいからといって、それだけを食べていると栄養のかたよりが起こってしまいますよね。
ワカメにはヌメリ成分(ヌルヌル成分)のムコ多糖類が豊富で、皮膚や毛髪の保水性、弾力性を高めるとともに髪に光沢をもたらすコンドロイチンが含まれています。
昆布やワカメ、のりなどには、ヨード(ヨウ素)や亜鉛や銅などのミネラル類が豊富で、甲状腺ホルモンをつくり活発な細胞分裂を促します。
他にもカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄なども豊富で、全身の生理機能をしっかり整えてくれます。
やっぱりこうしてみると、すごいことは確かです。
また、ヌメリ成分(ヌルヌル成分)にはフコイダンが含まれていて、
- 免疫力の増強などの効果・機能性を持っていること
- 抗腫瘍作用
- コレステロールや中性脂肪の低下作用
- 胃粘膜の保護作用
- 肝機能改善作用
- 抗酸化作用
などのあることが、多くの基礎研究や臨床試験によって確認されてきています。
これらのことから老化防止に働きかける非常に有効な成分があるのでは?と、経験的に伝えられ、さらに海中にたなびく海藻が髪の毛を連想させ、「海藻は髪によい」という言い伝えの根拠になったようです。
こうして背景をたどってみると、何だか奥深いですね。
おわりに
いかがでしたか?
今回は、「脂っぽい頭皮に悩むより食事を見直そう!海藻は髪によいってホント?」についてお話しました。
脂っぽい頭皮の改善には、食事の見直しも大切なことに気付いて頂けたらいいですね。
ぜひ参考にしてみてくださいね。